日本人の子育て

かつて幕末から明治にかけて日本にやってきた欧米人たちは、「日本人の子育ては世界一だ」ということをおしなべて語っています。

フレイザー婦人という人は、「日本の子どもは、怒鳴られたり、罰を受けたり、くどくど小言を聞かされたりせずとも、好ましい態度を身につけてゆく。彼らに注がれる愛情はただただ温かさと平和で包みこみ、その性格の悪いところを抑え、あらゆる良いところを伸ばすように思える」と言いました。また、イザベラ・バードという人は、「私はこれほど自分の子どもに喜びを覚える人々を見たことがない。子どもを抱いたり、背負ったり、歩く時は手を取り、子どもの遊びを見つめたり、それに加わったり、絶えず新しいおもちゃをくれてやり、野遊びや祭りに連れてゆき、子どもがいないとしんから満足することができない。他人の子どもにもそれなりの愛情と注意を注ぐ。日本人の子どもへの愛は、ほとんど、「子ども崇拝」の域に達している。という記述が残っています。外国の人は、よくこれだけ細かく日本人を見ていてくれたと思います。今ではとてもありがたい記録ですね。

日本人にはこのような子育てのすぐれた遺伝子を持っているという自信をもち、改めて子育てについて考え、我が子にもお隣の子にも温かいまなざしを与え続けてほしいと切に願っています。

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